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「007」シリーズ



007は殺しの番号
(007 ドクター・ノオ/Dr.No)
 
1963年(昭38)6月1日公開/105分/
総天然色/シネマスコープ/配給 ユナイテッド・アーティスツ
 
製作 ハリー・サルツマン
アルバート・R・ブロッコリ
脚本 リチャード・メイボーム
ジョアンナ・ハーウッド
バークレイ・マーサー
 監督 テレンス・ヤング
撮影 テッド・ムーア 音楽 モンティ・ノーマン  美術 ケン・アダム
出演-ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス、ジョセフ・ワイズマン、ジャック・ロード、バーナード・リー


2022年の現在も続く、「007」シリーズの第一作。

娯楽映画の王道、
手に汗握るアクション、グラマー女優の肢体、スマートな立ち振舞とファッション、小洒落た会話などなどが満載。

巨大な謎の犯罪組織スペクターが、映画内では未だ存在できた良い時代。
東西冷戦の真っ只中、イギリスの情報機関M16のジェームス・ボンドが、米国のロケットを妨害する敵を殲滅するお話。

ボンドは、すきを見て一打で敵を打ちのめす大胆さを持ち、 髪の毛をドアにつけて侵入者を確認する慎重さも併せ持つ。
自分に絡んでくる美女たちを必ず口説き、敵と知っていながらベッドを共にして、事後、警官に引き渡す。

女たらしで武道に長けておしゃれでカッコいい、当時30代前半のショーンコネリーの色気がプンプン。
彼の黒々とした胸毛をスクリーンで見て、当時の女性は何を思ったのだろう・・・。

以下Wikiより転載

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『007は殺しの番号』、原題: Dr. No)は、テレンス・ヤング監督による1962年のアクションスパイ映画。
出演はショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス、ジョセフ・ワイズマン、ジャック・ロードらで、イーオン・プロダクションズ製作の「ジェームズ・ボンド」シリーズの第1作目である。
原作はイアン・フレミングの小説『ドクター・ノオ』。製作はハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリが担当し、この関係は1975年まで続いた。邦題は1972年の再上映時に『007/ドクター・ノオ』に変更された。

ボンドガール
ボンドガールはスイス出身のウルスラ・アンドレスが選ばれた。
アンドレスは、非常にキャリアの長い女優で、50年代から活躍していた。彼女は『007/ドクター・ノオ』の後に『なにかいいことないか、子猫ちゃん』や、007シリーズ番外編『カジノ・ロワイヤル』にも出演している。アンドレスは、PLAYBOY誌でヌードを披露したこともあるように、魅力的な女優で歴代のボンドガールのセクシーさを選ぶ投票でも1位に選ばれている。そのため、男優をひきつけ、亡くなる前のジェームス・ディーンや、ジャン=ポール・ベルモンド、ライアン・オニールら、多くの男優と浮名を流した。

悪役
悪役のドクター・ノオはフランス語圏カナダ出身のジョセフ・ワイズマンがつとめた。
ワイズマンは『革命児サパタ』でマーロン・ブランドと共演。その後、『許されざる者』ではバート・ランカスター、オードリー・ヘップバーンとも共演した後、007の悪役に抜擢された。彼は007の後には、チャールズ・ブロンソン主演の名作映画『バラキ』(1972年)で、暗殺されるマフィアのボス、ドン・マランツァーノを演じている。もともと舞台出身の俳優で21世紀になっても、ブロードウェーの舞台に立ち続け91歳で逝去。

興行成績
当初は『007/サンダーボール作戦』が第1作になるはずだったが、著作権に関する訴訟問題から暗礁に乗り上げ、SF色のある第6作『ドクター・ノオ』が選ばれた。結果的に、米ソの宇宙開発競争や、偶然にも公開時に起きたキューバ危機などから、時事性を帯びた作品となった。
シリーズ第1作である本作は、100万ドルというシリーズ中最も低予算で製作されたが、5,900万ドルもの興行収入を上げ、1962年の映画の世界興行成績では『アラビアのロレンス』の7,000万ドルに次ぐ第2位となった。

日本での初公開
『007は殺しの番号』の題名で、1963年6月1日、東京はミラノ座・パンテオン・銀座スバル座の都内3館でロードショー公開された。
事前の評価はさほど高いとは言えず、配給収入5780万円という結果で、同年公開された1963年度の外国映画配給収入で、ベスト10には入らなかった。

キャスティング
ボンド役の候補には、ケーリー・グラントやパトリック・マクグーハン、後に3代目ボンドとなるロジャー・ムーアなどが挙がっていた。
ボンドの初登場シーンは、ロンドンのアンバサダー・クラブのカジノである。冒頭、しばらくボンドの顔が見えない。そしてここでボンドが言う"The name is Bond, James Bond"(邦訳は「ボンド。ジェームス・ボンドです」)は、以後シリーズで恒例の名乗り方となる。

ドクター・ノオの部屋に置かれていた絵画を見て、ボンドが驚く。
この絵画は、ゴヤの『ウェリントン公爵の肖像』で、実物は1961年(映画公開前年)、ロンドンのナショナルギャラリーから盗まれていた。犯人はドクター・ノオだったというスタッフのお遊び。実際に盗んだのはケンプトン・バントンという人物で、1965年になってこの絵を返還し、警察に出頭した。このシーンは本映画に冷淡だった批評家にも絶賛された。

ウルスラ・アンドレス演ずるハニー・ライダーが白いビキニ姿で海から上がってくるシーンは、007シリーズを通しても有名なシーンの一つで、2003年にBBCのチャンネル4が行った投票では、「最もセクシーなシーン」に選ばれた。
このときアンドレスが着ていたビキニは、2001年2月にクリスティーズのオークションに出品され、プラネット・ハリウッドの共同創業者ロバート・アールによって3万5千ポンドで落札された。

シルヴィア・トレンチ、ハニー・ライダーの台詞はどちらもドイツ人声優ニッキ・ヴァン・デア・ジル(Nikki Van der Zyl)によって吹き替えられた。以降ボンドガール声優として半ば常連化し、『ロシアより愛をこめて』のシルヴィア・トレンチ、『ゴールドフィンガー』のジル・マスターソン(英語に不慣れだったゲルト・フレーベ付き通訳と発音コーチも兼務)、『サンダーボール作戦』のドミノ、『死ぬのは奴らだ』のソリテール、『黄金銃を持つ男』のチュー・ミー、『ムーンレイカー』のコリーヌのほか、多くの女性キャラクターをノンクレジットで吹き替えた。シリーズ番外編『007/カジノ・ロワイヤル (1967年の映画)』と『炎の女』ではウルスラ・アンドレスの吹き替えを担当している。

銃の専門家として、ピーター・バートン演ずるブースロイド少佐が登場する。
ボンドにワルサーPPKの使用を勧めるだけだった。ピーターは、次作『ロシアより愛をこめて』から出演の都合がつかなくなったことからデスモンド・リュウェリンに代わり、Qと呼ばれるようになる。なお、ブースロイドの名は実在の銃器研究家ジェフリー・ブースロイドから拝借したものである。この人物は、原作者のフレミングに手紙を書いて、「.25口径のベレッタは女性用の銃だ」と意見した。ボンドの銃が.32口径のワルサーPPKに変更されたのは、その意見が反映されたのだという。

CIAエージェントのフェリックス・ライターは、原作では第1作『カジノ・ロワイヤル』から登場し、しばしばボンドに協力する盟友であるが、実は『ドクター・ノオ』には登場していない。本作でライターを演じたジャック・ロードは、後にテレビシリーズ『ハワイ5-0』のスティーブ・マクギャレットが当たり役となるアメリカの俳優である。ライターは、映画版でも原作同様しばしば登場することになるが、俳優は毎回異なっている。

原作では第2作の『死ぬのは奴らだ』もジャマイカを舞台にしており、ストラングウェイズやクオレルは、そこで一度登場したキャラクターであった。映画の『死ぬのは奴らだ』は製作順序が後になったうえ、舞台も変更されてしまったが、クオレルの息子クオレル・Jr.が登場する。空港に登場するフォトグラファーを演じているのは、マーゲリット・ルウォーズ。航空会社 BWIA の空港カウンター職員をしているところを、ヤング監督にスカウトされ出演が決まったが、実はミス・ジャマイカでもあった。ボンドを拉致しようとする運転手ジョーンズ役のレジー・カーターは、彼女の義兄である。また、ボンドとライターが食事するバックで演奏している楽団は、ジャマイカのバイロン・リー&ドラゴネアズである。

初回上映時の邦題『007は殺しの番号』は、字幕を担当した映画翻訳家の高瀬鎮夫が進言して採用された。

ボンドはライターにスーツはどこの仕立てかを聞かれ、サヴィル・ロウ(ロンドンの高級仕立て屋街)と答えているが、実際に仕立てたのは、サヴィル・ロウに近いコンデュイット(コンジット)・ストリートに店を構えていたアンソニー・シンクレアであった。元もとは陸軍将校を顧客にしていたテーラーで、陸軍出身のヤング監督がその常連だったことから、撮影用のコネリーのスーツの仕立てを依頼された。また、コネリー着用のシャツは、ロンドンのジャーミン・ストリートに本店のある、1885年創業のターンブル&アッサー製。元々はオーダー・メイドのシャツの店で、チャールズ皇太子やウィンストン・チャーチル御用達としても知られる。

呼び出しを受けたボンドが赴いたのは、7階建ての某ビル内にある5階のユニバーサル貿易(Universal Exports)だった。
これは、007シリーズの英国秘密情報部が使っている隠れ蓑の会社で、原作ではリージェンツ・パーク沿いのビルにあることになっているが映画では、ウェストミンスター宮殿のすぐ近くということになっている。この設定は『消されたライセンス』まで続けられたが、建物の外観が明らかになったことは一度もない。ここでMが自分を MI7の部長だと述べており、実在のMI6ではない架空の組織となっている。

ボンドはオフィスに入ると、自分の帽子を投げて奥にある帽子掛けに掛ける。これもシリーズ恒例のシーンとなり、帽子をかぶる習慣がすたれてからも、形を変えてしばしば登場した。1960年代中頃には、多くのバラエティ番組などで真似されたり、パロディ化されたりした。

ボンドは、ドクター・ノオに1955年のドン・ペリニヨンを出され、1953年もののほうがいいと述べた(本映画シリーズで恒例となるスノビズムの始まりという指摘がある)。

ドラゴン戦車も登場した。ドクター・ノオの島であるクラブ・キーを警備する車両。ドラゴンに偽装し、火炎放射器を装備している。ドクター・ノオは、島にドラゴンがいるという噂を流し、迷信深い漁師が近づかないようにした。

主題歌
モンティ・ノーマンが基本を作った"James Bond Theme"がメイン・テーマとなった。
そのモンティ・ノーマン・オーケストラのヴァージョンもあるが、ジョン・バリー・オーケストラのヴァージョンは、イギリスの『ミュージック・ウィーク』誌で、最高位13位を獲得している。アメリカでは、チャート入りを果たせなかったが、同サウンドトラック・アルバムは、『ビルボード』誌アルバム・チャートで最高位82位と健闘している。なお、復刻盤がリリースされており、現在でも入手可能である。

クレジットタイトルの後半に、短いが歌の有る「キングストン・カリプソ」("Kingston Calypso")がある。劇中にも挿入歌「マンゴーの木の下で」("Underneath The Mango Tree")が流れる。





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