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撮影的日乗


01/07/09

11:50JR黒磯駅に到着。藤巻が車にて出迎えてくれる。
那須街道を北上。彼の現在の住処である別荘地「繭の里」の別荘に向かう。
この別荘は知り合いから無料で借り受けているそうだ。
未だ移り住んで1週間なので室内は荷物が未整理。
午後から今夜泊まる予定のペンションへ。一泊\6500と安価だがPHSの電波が通じない。
小生のISPはDTIだが那須町付近にAPは無し。今回はKDDIの64kPHS通信でUPの予定。
仕方なく他の電波が通じるペンションに急遽変更する事になる。
那須街道沿いの電波が強い場所を探しながら宿を物色。
駐車場で電波が通じているのを確認して飛び込みで宿泊の予定を入れる。
が、ここでの詰めの甘さが翌日からの苦行の始まりだったとは・・・。


01/07/10

朝8時、別荘到着。さっそく撮影開始。
藤巻とは大学時代8ミリ映画を作っていた頃からの仲。
今回の「映像コンテンツ」の意味を話し合いながら撮影する。
昼食の食材を買いにスーパーへ行く。カメラはSONYのハンディーカムなのでお咎め無く撮影出来る。
彼はロンドンで15年近く日本料理レストランで料理長のNo2として働いていた。
小生も料理は好きなのでついつい回ってしまう。
午後から恐山風の硫黄の吹き出る名所へ行く。
顔より大きな手を持った地蔵がたくさん置かれていた。
夕食後宿で編集に入る。3時間もかかってしまう。23時頃よりupを始めるが
なかなか繋がらない。諦めて寝る。
4時にトイレに目覚め、再up開始。FTPソフトに「残時間125分」の表示。少々ビビる
うつらうつらして時の経つのを待つ。「残時間30分」で通信が突然ブチ切れてしまう。「・・・・!!!!」
どうも宿の駐車場までは何とか電波が届いていたが部屋内では微弱らしい。
仕方なく車に乗り込み那須街道沿いのコンビニの駐車場からupを始める。
朝8時、やっとup終了。


01/07/11

昨日キャンセルしたペンションの若夫婦にお詫びのワインを届ける。この二人は給料制で
働いているのでキャンセルしても全然問題ないらしい。むしろ客が少ない方が楽出来て良いとの事。
藤巻は当面の目標としてヒーリング・ペンションを始めたいらしい。
ただペンション経営は夫婦が基本らしいので最近離婚した彼には無理。
2.3人、心当たりの女子はいるらしいが・・・。
夜、蛍を撮りに行くがカメラの液晶モニターは真っ黒。
宿に戻ってPCで再生したら1カットだけ写っていた。
今夜は駐車場に止めた車の中からup。


01/07/12

早朝6時から朝の瞑想を撮影。藤巻、良い顔をしている。
深閑としていた空気が夜明けと共に木々や虫達が活動を始める気配を感じる、との事。
午後、彼にヒーリングをしてもらう。身体に一切触れずに「気」だけで身体を癒す、らしい。
小生少し前から左足のつけ根に違和感があったのだが、
「左足のつけ根に弱い負のエネルギーを感じる」
と言い当てられた。ほんまかいや・・・。
藤巻は11月くらいまでここで過ごす予定らしい。「断食しようと思っています」との言葉。
頑張って頂きたい。
宿に戻り再び車中よりup。当日中にup出来てしまった。
「3日目の映像が一番つまんないですね」と藤巻に言われた。「御意」そのとおりです。
「まだ第1弾だから許してくれたまえ」試行錯誤は続くのです・・・。


01/07/26

今使っているカメラは外部マイクが付けられない。
内蔵マイクだと小生の声が馬鹿でかく撮れてしまう。
そこで第2弾に向けて価格.comでSONYのPC-110を物色。一番安いお店に買いに行く。
ポイントバックを減額してもカメラ量販店と比べて\15000ほど安く入手。差額で外部マイクを購入。
馬関連の掲示版で募っていた通訳の件、現地の留学生の方から承諾のメールを頂く。
あと他の方からも大変有意義な現地情報を教えて頂く。有り難い事じゃ。


01/08/02

19:00定刻でKL空港着。
エコノミーシートのチケットだったが座ってみると何故かビジネスシート。快適な6時間30分だったです。^^
迎えに来てくれた大学以来の友人、K君の案内でホテルに直行。
長期滞在型ホテルで2LDKの広さに驚いてしまう。これで一泊約\5400は安いっ→(LansonPlace)
23時過ぎより中華系屋台に食事へ。
日付も変わろうとしているのに多数の人々が飲み食いしている。
怪しげな宝くじのおっさん、早刷りの新聞売りのおっさん、
同じフレーズしか歌えないギターの弾き語り兄ちゃん。
タイガービールも美味しかった。


01/08/03

午後にマラヤ大学に留学している日本人のS嬢とホテルのロビーにて待ち合わせ。
今回は出演交渉の通訳をご協力頂く。さっそくタクシーにてカンボン・バルのマレー系屋台を見に行く。
未だ昼間なのでお客さんはまばら。左右に立ち並ぶ屋台を観察。
味のある人々が多い。好感触。
次に観光スポットでもあるチャウ・キットに移動。「喧噪のバザール」と称される地域。
呼び込みの声は元気いいが生活感無く興味失う。
最後の候補地へモノレール・バスを乗り継いで(地名失念)向かう。
まず絶対観光客は来れないであろう地域。バス通りの路をはさんだ両側に
多くのマレー系屋台が立ち並ぶ。その奥には市営団地がそびえ立っている。
道路の端には車についさっき轢かれたネコの死骸があった。
撮影するには車の騒音が問題になりそうだ。S嬢にわざわざ見つけてもらった場所だが
どうも乗り気になれない。最初に行ったカンボン・バルへタクシーで戻る事にする。
KLはタクシー代がバカ安である。30分乗っても7〜8RM、\250前後なのだ。
意中の屋台に到着。座ってスイカジュースを注文。店員に2.3質問をしていると
経営者のザイディ氏が間に入って来る。
S嬢に聞くと3日間ビデオ撮影してHP上でupする事に興味を持っている様子。
あれよあれよと話は進行して撮影の承諾を頂く。有り難い事じゃ。
何とこの屋台24時間営業だそうで。こちらも24時間態勢で撮影する事に決定する。


01/08/04

午前10時過ぎに到着。まずは座って仕事ぶりを観察。このお店は常時6〜7人が働いている。
みな若い。某国首脳の長男に瓜二つの彼はドリンク係、赤いTシャツの彼がチーフらしい。
女性陣は3人。年齢がよく分からない。彼ら彼女らには英語がまったく通じない。
「ドリームは何?」と聞いても「?・・・・」
1時過ぎからどっとお客さんが増え出す。食べる前にほとんどの人が右手を洗っている。
お店のオーナーは33才。奥さんは3日後が出産予定日らしいが今日もここで働いている。
オーナーの計らいで食事ドリンク無料にしてくれた。
「金満日本人」の概念がアジアの人々にとって普通なのに、有り難いことじゃ。
17時過ぎにホテルに戻る。早速編集開始。終了は22時。
今回は海外ローミングが1分10円のODN回線からup。
スピードは28Kbだったが途中切れることもなく2時間後無事up完了す。


01/08/05

今日は昼間激しいスコールに襲われる。こちらのスコールは半端じゃない。
1時間近く滝の如く雨が降り注ぐ。
日本なら「集中豪雨で被害甚大」になるだろう。
日曜のお昼時にスコールに襲われ客足は昨日ほど伸びない。
今日は長女を連れてくる、とオーナーは言っていたがその気配無し。
通訳のS嬢が「マレーの人との約束は半分くらいに思っていた方が良い」との言葉を思い出す。
早めにホテルに戻って編集後up。明日は夜9時から撮影。昼間に洗濯をしよう。


01/08/06

今日は夜中になるので遅く起きようと思っていたが何故か8時過ぎに目覚めてしまう。
年のせいか・・・。昼食に無性に味噌ラーメンを食いたくなる。近くのスーパーに行ってみると一個だけ
まるちゃんの生味噌ラーメンがあった。約\300也。モヤシも一緒に買う。ホテルに戻って調理する。
が、麺が一部固定化している。一度解凍して再び冷凍にしたのだろう。失敗した。
醤油ラーメンにしとけば良かったと反省。
お店には午後8時過ぎ到着。マレーの人々の夕食は遅い。
午後9時前後らしい。常連客が次々やって来る。
店員の男子達は夜番なので初顔合わせ。飲み物担当のモハマッド君だけは変わらず。
今日は午前2時までお仕事。経営者のザイディ氏は33歳。とても年相応に見えない。
通訳のS嬢の事をしきりに聞かれる。
あんなにうまくマレー語を喋る日本人に会ったのは初めてだとの事。
午前2時も過ぎるとさすがに人通りも少なくなる。
明日出産のために入院する奥さんを見てすぐ戻る、と言ってバイクで
去った経営者のザイディ氏。1時間待っても戻ってこなかった。よって3時過ぎ店を後にする。


01/08/07

昨日の朝よりFTPが出来なくなる。つまり映像のupが不可能でHPの更新も出来ない。
その時日本では、CodeRedとその変種のウィルスが猛威を振るっていて、そのため複数のISPで
回線が使えない状態らしい。めたりっくに問い合わせのメールを出す。
午後3時、明後日から撮影する予定の「あいだの島」KL公演の会場へ行く。
国際交流基金主催でマレーシア人と日本人の混成スタッフキャストでの舞台公演。
英語と日本語とマレー語が飛び交う。演出はインド系のマレー人女性。面白そうだ。
ホテル戻ってメールチェックするとめたりっくから「ウィルス対策のためポートを閉じている」との事。
本HPはLinuxなのでウィルス感染はしない。「至急ポート開けてくれぇ」と返信を出す。


01/08/08

午前10時に公演会場着。トップシーンからリハーサル始まる。役者の立ち位置等を変更している。
それに伴う照明などの手直し。明日本番なのに間に合うのか?と素人考えで制作のK君に聞く。
「いつもこんな物ですよ」と余裕の返答。そんな物なのか・・・。
昼食は近くの中華街へ。昨日の雪辱を果たすべく美味しそうなラーメンを探し歩く。
ラーメン専門店の屋台を見つけて注文する。ラーメンというよりうどんに近い。
があっさりしてて非常に小生好み。これで\100は安い。美味でした。
夜、未だFTP出来ない。「大至急ポートを開けてくれぇ」と再度催促メールをだす。

01/08/09

公演初日。制作のK君の朝食バイキングから撮影開始。このホテルの果物の種類は半端じゃない。
スイカ、メロン、マンゴー、オレンジ等果物だけでお腹一杯になってしまう。
マレーシア人は夜のお祈りがあるのでそれに合わせて公演は夜8時30分から。ほぼ満員の観客。
3時間の長舞台なので途中休憩が入る。この時観客に無料で飲み物とクッキー等が
振る舞われる。イギリス統治時代の良き名残か。優雅である。(但し初日のみです)
この舞台は日本でもほぼ同様のスタッフキャストで公演している。
日本公演より「反日」的テーマが前面に出ているとの事。
外務省所管の特殊法人である国際交流基金のスタッフに聞くと教科書、靖国問題でアジアでの
交流プロジェクトの進捗に影響が出ているらしい。
初日の打ち上げを終えてホテルに戻ったのが午前3時過ぎ。
K君はさらにラーメンを作るらしい。「ウイスキー飲みましょうよ」との誘い。辞去して寝る。


01/08/10

めたりっくよりメール。ポートは既に開けている、との事。日本の知り合いにモデムリセットを頼む。
本日は舞台スタッフの楠原女史を撮影。バス乗車時に集団スリと遭遇。
被害はなかったが財布内は\3000程度しか入っていなかった。
もし成功してもスリのオッサン達、地団駄を踏んだ事だろう。
マーケット内の足裏マッサージで撮影。「シキィー」が「痛い」の意らしい。三者三様の表情が面白い。
夜は公演の舞台裏を撮影。
撮影カメラのPC110の「ナイトショット」は何のための機能か「?」だったがこの時威力を発揮。
この赤外線機能がなかったら写らなかっただろう。


01/08/11

本日は撮影休止。
本当は役者さんの楽屋裏を撮る予定だったが本番公演に差し支えるので取り止めに。
実は昨夜の公演後、急遽通訳の方の都合が出来て音響オペレーターの
中華系女性に出演交渉をした。興味を持って頂いたが今日の日中の予定を聞いたら
午前中よりスタジオでレコーディングとの事。
まだ学生で卒業制作のレコーディングらしい。こちらは彼女の自宅等の日常生活を
撮りたかったので仕方なく断念。
ちゃんと通訳を調達していれば彼女のスケジュール調整をして撮影出来たはず。
何とかなると甘く考えていたのが最大の敗因であった。激しく猛省す。


01/08/12

HP未だ表示出来ず。日本の知り合いもお盆で帰省するので再度のモデムリセットも出来ず。
これまで映像コンテンツは「3日間」を原則として来たが「3日目」の撮影・編集が
何時も悩むし出来た物もだれている。
第1弾の時は既に知り合いだったのが原因で「3日目」がだれる、と思っていたが
第2弾の時も「3日目」は客観的になってしまう。その人を知っていようがいまいが、
人とのコミュニケーションは「1日目」が一番弾んで「2日目」にはより深まるか線引きされるか
「3日目」にはまた日常になってしまうようだ。
「原則3日間」を止める事に決定する。

PS
帰国後モデムリセットしても駄目。試しにルーターもリセットしてやっと正常に戻る。

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