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ギリシア的日乗・2005・
サントリーニ島篇

イドラ島 ミコノス島 サントリーニ島

05/09/16

夜中にトイレ行ったとき窓外で閃光が走った。
音はしないが雷の閃光だ。

6時に起床した時は風雨が強まって来た。
テレビを点けてニュースを見ると昨夜の豪雨で住居まで水浸しになっているアテネの様子が映し出された。ヤバイ。嵐だ。
夜明けとともにさらに風波強まっていく。雷の轟音が床を揺らせている。

まだ船の出航まで8時間ある。テレビのアテネの生中継を見ると小雨が降っている程度。
本土から約130km離れたこのミコノスもやがて回復に向かうのだろうか・・・。

10時過ぎ、雷雲が去って少し明るくなってきた。
港にはクルージングの船も着岸し出しているようだ。
何とか嵐は去ったが目的地である約100km離れたサントリーニはこれからが嵐の本番ではないのだろうか・・・。

11時過ぎに昨日と同じスパを作って昼食。
13時前、天候は晴天になりホテルをチェックアウトして船着場へ向かう。
ピレウスからの大型フェリーが入港して大勢の観光客が降り立つ。
カメラを回す。なかなか良いシーンが撮れた。

サントリーニ行きは14時30分入港だがアナウンスがあって1H遅れるとの事。
やはり嵐の関係か。ひたすら待ち続ける。
予定より少し早く到着して船内へ。
ビジネスクラスなので椅子も広めである。

18時30分過ぎサントリーニ島に到着。
約1年6ヶ月振りである。ウキウキして来る。
島の中心都市であるフィラ行きのバスに乗る。1.9EUR。

やがて20分後にバスターミナルに到着。
地図を片手に泊まるホテルを目指すが見当たらない。人に聞いても知らないという。
階段上がったり下がったりしている内に1年半前にネコの世話をしていたおじさんが向こうから歩いてくる。少し背中が曲がったか?
当人は憶えてるわけが無いだろうがこちらは映像を編集しているのでまるで知り合いにあったような感慨を憶える。気の良いおじさんは親切に道順を教えてくれた。

ホテルが見つかりフロントに行って名前を名乗っても「聞いてないよ・・・」
ガクッ・・・・。いい加減嫌になった。今回4つのホテルを予約して話が一発で通ったのは一件のみ。さっそくPCを取り出しメールを見せる。フロントのオッサンは納得したようだ。
この時ほど小型ノートパソコンが愛おしく感じだ事はない。

ボーダーカードが何故無いんだというので俺は9/5に日本を離れて居るんだ。
だからそれ以降カードをFAXで送っても無駄なのだよ。
相手はアンダスタンドと返してきた。

此方からのFAXの返事がなかったからか今日は予約した部屋は提供できない、明日はかのうだから今日は別の部屋に泊まってくれと、クーラーもなくキッチンもない安宿風部屋を案内された。プライスは40EURだと言う。仕方ない納得する。

腹が減っていたのでさっそく町へと繰出す。
前回は一番の閑散期の2月だった。なので全く印象が違い観光客が大勢闊歩して歩き回っている。船の中でフィラには中華料理屋があったのを思い出しラーメンを食べることに決めたので店目指して歩く。途中またもや前回であった絵はがき売りのおじさんを見かける。
おじさん少し年取ったようだった。

中華大飯店ではビールに春巻き、チャーシュー麺を食す。
麺は軟らかくまた短いのでいわゆるズーズーとラーメン啜る快感は無かったが春巻きも含めて十分美味しかった。会計は22EUR。

帰りにネットカフェに寄る。ここも無線LANがあった。
webの天気予報だと明日は快晴、その次は曇り、そしてまた快晴と交互に天気が変わるようだ。40分後に店を出てスーパーに寄りウォーター他を買い込み
部屋に戻ってシャワー浴びて24時就寝。



05/09/17

6時30分起床。

今日は快晴らしいので夜明けのインターバル撮影をする。
野良犬二匹とノラネコ三匹が撮影の横で喧嘩したりして動き回る。
カメラは動かせないので写真をたくさん撮る。
予備用のカメラHC1を持ってくれば良かったと後悔する。

その後10時過ぎにフロントへ行って部屋をチェンジして貰う。
1階だが一番奥の角部屋で窓が二つありその前には洗濯の物干しラックもある。
調理器具や食器も一揃いあってエアコン・テレビ・電話も付いていた。
今回のホテルで一番グレードが高い。ただ電話は音声専用でデーターポートは付いて無くてインターネットは繋げない。マア、ネッカフェへ行けばよいだろう。速度も速いし・・・。

シャワー浴びてフィラの街の観光スポット的な絵を撮り出す。
サントリーニで一番有名な教会をやっと見つける。

以前にwebで質問して道順などを教えて貰ったので割と簡単に見つけられた。

ただネコは途中ゴミ箱を漁っていた一匹のみでまったく見かけない。
日中は暑いし観光客が大勢歩き回っているからだろうか?少々心配になってきた。

部屋に戻ってケースの中身を整理。
これから8日間この部屋なら快適に過ごせそうだ。
昼食はギロピタにでもしようかと考えていたのだがサラダが食いたくなったのでNikosへ14時過ぎに行く。
ビールとギリシアサラダ、それにスブラキを注文。
今回いろんなタベルナで同じメニューを注文したが今回が一番美味しかった。
そして値段も安かった。

少し休憩して夕方の撮影へ。
以前ネコがたくさん居た教会行ってみるといたいた、日陰で寝っ転がっている
仔猫三匹を発見。撮影しているとフレームの外からもう一匹かからもう一匹が・・・。
おおっ、1年半前に良く懐いたネコだ。少し年取ったようだが元気そうだ。
仔猫達はこいつの子供かもしれない。

夕景は昼間と同じ教会へ。
残念ながら夕焼けはいまいちであった。
さして帰る途中で夕景から電気が点いていく夜景をインターバル撮影。

夜の賑わいも撮影したいが疲れ果ててしまったのでまた後日に。
部屋に戻って機材置いてネッカフェでupして23時就寝。



05/09/18

6時30分起床。

風が強い。昨日会ったノラネコの場所へ。
昨日はインターバル撮影でカメラを動かせなかったので今日は思う存分あいつらを撮ろう。
しかし1時間待ってもネコ達は現われない。
昨日は撮影場所のすぐ後ろにある民家の玄関の前に、餌をくれるのだろうか待ち続けていたので今日も同じように玄関に現われるだろうと踏んでいたのだが・・・。

失敗した。夜明けはこれからもいつでも撮れる。何故昨日ネコ達をとらなかったのか・・・。

意気消沈して前回ゴミ箱を漁るノラネコが多数居た教会の横へ。
ここでもネコは一匹もいなかった・・・。
激しく落ち込む。こんなにサントリーニはネコが少なかったっけ?
今までの二島と比べると極端に少ない。

連日の歩き回りで足に豆が出来て破裂した。
足下は石畳なので歩くたびに痛みが走っている。
ネコが撮れないとどうしようもない。歩いて探し回るしかないのだろうが・・・。

部屋へ戻りシャワー浴びて缶ビールとタコの缶詰とライスヌードルで昼食。
その後崖っぷちの道をネコを探しながら歩き出す。
扉の向こうで寝そべっているネコや通りを横切るネコなど3カットのみ撮れる。
今日は日曜日で観光客が少ない。なのでネコたちも少し安心して通りを歩いているのかも。

今朝行っても居なかったノラネコ達の所へ。
やはり姿見つけられず1時間ほど休憩も兼ねて佇んでいると・・・
ヒョイと一匹が顔を出した。
やったぜ。待った甲斐があった。さっそく撮り始める。
二匹のネコたちはこちらを憶えているのかカメラの目の前まで近寄ってくる。
よしよし、いい奴等だ。
なんだかんだで1H近く回ってしまう。お前らのおかげでこちらは仕事が成立しそうだ。
しかし今日は風が強い。カメラをハンドで構えても強風に煽られて画面が固定しない。
風速25メートルくらいあるのではないか。

15時過ぎに今日はお開きにする。未だ7日あるので再度来れば良い。
部屋に戻ってしばし休憩。
ロースハムチーズはさみサンドイッチとビールで間食する。
今夜の夕食はギロピタにしよう。

18時30分過ぎ夕景狙いで教会横へ。
仔猫が三匹いる。親はどうも前回の時に一番懐いたネコのようだ。
あの時仲良かったオスネコは今回見当たらない。目元まで体毛が黒いバットマンネコもお目にかかっていない。1年半の月が経過して死んでしまったのか、他の場所で元気にやっているのか?・・・・。

ネットカフェでメールチェック他した後生れて初めて食べたギロ店に行く。
大将は居たが子供をあやしていた。自分の子だろう。
前回は大将と奥さんの二人で店を賄っていたが今回は計4人が働いている。
ギロピタとビールを注文。3.20EUR。
・・・・・・・残念ながら今回のギリシア滞在で食べた一番美味しくないギロピタだった。
ギロと呼ばれるロール肉がまったく香ばしくなく美味しくない。
ロールの生地は厚く油っぽくヘンに軟らかすぎて美味しくない。
他のトマトやポテト、サジキと呼ばれるヨーグルトソースも、美味しくなかった。

正直、食べない方が良かった。
初めて食べて感激したあの味は思い出のままの方が・・・・。

23時就寝スル。




05/09/19

6時30分起床。

昨日強風のために途中で止めた夜明けのインターバル撮影へ。
本日は風はないのだが霞みがかかっている。
持参した相変わらずのチーズハムサンドで朝食。
この付近には野良犬が二匹テリトリーにしているので奴等が崖下に食い物探しに行っている隙に急いで食べる。

残念ながら今朝は靄がかかってしまい途中で撮影断念。
ただネコと野良犬の餌の取り合いで最高のカットが撮れた。
やはり民家の奥さんがネコたちに餌を与えていた。
ただキャットフードではなく昨夜の残飯か、あるいはわざわざ調理したのか大きな魚?のような物だった。
だからこの三匹は毛並みもキレイなのだろうか?

12時過ぎに部屋に戻ってビールとタコの缶詰で一息入れる。

午後1時30分発のバスでイアへ。
前回は真冬だったのでバスは一日二本しかなかったが
今は早朝6時から深夜23時までほぼ30分間隔で走っている。
料金は1EUR。20分くらいの距離だ。ほどなくイアに到着。
イアはフィラより標高が高いからか日差しが強く感じられる。焼けるようだ。
この町は以前に来たときもそうだったが犬が多い。
階段途中の日陰で堂々と寝そべっている。
ネコは未だ2匹しか見かけていない。

一通り観光スポット的な場所の撮影を終える。
掲示板でイアのオススメタベルナを聞いたところ港の横のタベルナが美味しかったと教えてくれたのでポートへ。

ポートへの階段はフィラより急勾配で下から上がってくる観光客はみんな息が切れている。
フィラでは早朝掃除人が市内のロバの糞を掃除しているようだが、ここの階段はまったく手つかず。なので糞の後に新たな糞が飛び散っていてすさまじい。
帰りにまたこの階段を上らなければならないと考えると暗澹たる気持ちになってくる。

港まで降りるとおおっ、ネコがいる。
目的地であるタベルナの方に親子と思われる二匹が向かっていった。
さっさくタベルナの椅子に座る。
フッと見ると向かいの椅子で仔猫が眠っている。写真をパシャパシャ撮る。

ビールとカラマリアを注文。
その間も仔猫が続々と集結してくる。その数合計4匹。
出てきたカラマリアはマアマアの味だった。
350mlのビール二缶飲んで12EUR。
食後もしばらくネコたちを撮影。
もう一度ここに来てじっくりと撮影しよう。

地獄の絶壁階段を登って夕景の撮影へ。
イアの夕日は世界一だと評判なのでぞくぞくと人々が街の西に向かって歩く。
19時過ぎ、すでに通りは観光客で満員。
しかし今日は水平線に靄がかかっていてショボイ夕日だろう。
夕日は再度撮影すればよいので観光客中心にカメラを回す。
その後夜の町のインターバル撮影して20時20分発のバスでフィラに戻る。

疲れたのでネッカフェはやめにして23時就寝。



05/09/20

今日は今までより遅い7時30分起床。

窓を開けたら丁度朝日が昇ったところ。今日は風もなく良い天気のようだ。
シャワーを浴びてサンドイッチを作って街へ。

ノラネコ達が餌を貰っている民家前へ着くとすでに一匹扉の前で待っていた。。
しばらくするともう一匹現われて仲良くジャレ合い出す。
どちらもオスなのだが仲がよい。

今までだと8時頃に子供が学校に出て9時ぎに旦那が仕事に出る。
その直後に奥さんがネコたちに餌をやっている。
なので今日もそのスケジュールだと考えていたら8時30分頃突然奥さんが
正装して出てきた。どこかで働いているようだ。
出かけるときにキャットフードを与えて出勤していった。
予想通りにはなかなか事は運んでくれない物だ・・・。

天気がよいのでVOLCANOツアーに行くことにしてチケットを15EURで購入。
サントリーニ島のすぐ前にある活火山のNEA KAMENI島とHOT SPRINGと呼ばれる温泉ツアーだ。11時出発して14時帰港。暑さに疲れ果てる。

2.50EUR支払ってケーブルカーでフィラタウンへ。とても階段を登る気力はなかった。
考えてみたらカメラ3kg三脚2kgデジイチ1.5kg他デジカメ、ペットボトルノ水、交換用のそれぞれのバッテリーなどを持っているので総計7-8kgの荷物を担いでいることになる。

部屋に戻って本日二度目のシャワー。
その後ビールとムール貝の缶詰で軽い昼食。
ビールは350mlから500mlに変えた。とても350では喉の渇きは潤わない。

夕方4時過ぎにタウンへ。
教会横に行くと案の定ネコ達が日陰で眠っている。
撮影始めたのだが強烈な西日ですぐに汗が吹き出す。
アングル変えて別カットを撮る度に滴り落ちる汗が目の中に入ってくる。
その都度帽子を取ってサングラス外して顔の汗をぬぐわなければならない。

数カット撮って退散する。信じられないくらい暑い。
しかし日陰にはいるとこれまた信じられないくらい涼しい。
湿気がないからだろう。

ホテル部屋に戻って休憩後18時過ぎに再び教会横へ。
仔猫達とともに大の字になっているネコたち。
三脚据えて撮り出す。途中1年半前に会ったネコに魚肉ソーセージをそっとやる。
とたんに他のネコたちに勘づかれてしまい大勢寄ってくる。
仕方なく他のネコたちにも与える。
結果これが良かったのか仔猫も含めて警戒心を解いてくれる。

日没が近づいてきた。
ちょうどさっきの親ネコと仔猫達がじゃれ合いだした。
三脚据えたカメラをそっと近づける。逃げない。
夕景バックに仔猫三匹が親ネコの動く尻尾でじゃれあうカットが撮れる。
多分今回の旅のベストカットになるだろう。
1年半前に出会ったこのネコとの縁でこのカットを撮ることが出来たのだろう。

機材置いて夕食へ。
本日はガイドに載っていたメキシコ料理のTRIANAへ。
ビールにギリシアサラダ、それにチキンカレーを注文。
サラダは量が多く美味しい。チキンカレーはチキンのもも肉あたりの部位がそのまま出てきた。正直ローストチキンとかは苦手なのだが無理して肉を切って食べる。
こんなごつい肉はいらないのでもう少しライスとカレールーが欲しかった。
ただそれではギリシア人には不人気だろう。

その後ネットカフェにノートPC持ち込んで繋ごうとするがNG。
この店では初日はウィルスソフトのFeirWallを向こうにしてちゃんと繋がった。
それ以降設定は変更していないのだが二度目は途中で切れてNG。三回目は最初から繋がらず店の無線LANの設定を変更して繋がった。
だが今夜は設定変更しても繋がらない・・・。
聞くと今日も3組のラップトップのお客が来たがまったくのノントラブルだったようだ。
こちらは変なソフトとか入れてないのだが・・・・。

22時30分就寝。



05/09/21

5時45分起床。

目覚ましは6時に設定したつもりなのに目盛が少しずれていたようだ。
そのまま起床してサンドを作って身支度して部屋を出る。

今朝は少し雲が出ている。
朝日を撮影するつもりで以前訪れた時に何度か行った教会横のゴミボックス近くの高台へ。
東側は雲は出ていない。綺麗な朝日が出て来て何カットか撮影する。

毎朝通っている民家に来たのだが風が数日前と同じくらい強い。
ネコは一匹待っていたが風が強くてネコも玄関前から横の廃屋の庭に移動してしまった。
この風の強さでは撮影は無理と判断して退散。

帰りがてら朝市の様子を撮影して部屋に戻る。
30分休憩して10時30分のバスでイアへ。

今日は靄がとれて抜けるような青空、前回撮った同じカットを撮り直す。
広場前でギロピタとビールで昼食。昨日のギロより美味しかった。

階段を下りてポートへ。
相変わらずロバの糞で凄い様相を呈している。
ネコたちは日陰で寝ていた。
合計7匹いる。それぞれupが撮れる。
16時過ぎになってフィラからの観光船が次々と到着。
仔猫たちは観光客に近寄っていって愛想振りまいている。
撮れ高的には十分だろう。

少し早いが夕食に。
オクトパスのグリル、8EURを頼む。
ちょっと酢が効きすぎだがまあまあ新鮮で美味しかった。

時間は17時30分。日没まで後2時間。
今日は空気が澄んでいるので良い夕焼けが撮れそうだ。
フィラの有名な教会バックの夕暮れを撮ることに決める。
港から初めてロバに乗る。3EUR。
抱えたカメラが壊れるんじゃないかと思ったほどきつかった。

バス停に行くとフィラ息は18時05分。
バスは遅れてやって来て途中えらく渋滞していてフィラに着いたのが19時過ぎ。
バス停から教会まで必死に歩き出す。

ギリギリ間に合う。あと5分遅かったら沈んでいただろう。
精魂疲れ果ててホテルへ。
とって返してネットカフェへ。不具合の原因はAirH用のソフトだった。
この常時を終わらすと難なく繋がった。
メールは127通。居意味あるメールは3通のみ・・・。
サントリーニの天気をチェックすると金曜の夜から土曜の日中にかけてまた嵐が来るようだ。帰りのフライトは日曜の朝7時30分なので天気予報通りなら大丈夫ではある。
がいささか心配だ。
あと撮影できるのは実質2日間・・・。

部屋に戻るって靴下を脱ぐと一度水ぶくれになった足の中指がさらに非道い水ぶくれになっていた。

シャワー浴びる気力無く23時過ぎに就寝。



05/09/22

6時30分起床。
昨日の強行軍で一度水ぶくれが出来て破裂した右足の中指の、
同じ場所にまた水ぶくれが出来ていた。

身支度整えサンドイッチ持参して例の民家へ。
日の出の時刻は過ぎているのだが雲が出ているので日差しは未だない。
しばらくすると野良犬二匹のコンビが姿を見せた。
またネコたちも現われて民家の扉前で待ち始めた。
民家の奥さんが餌を与えるカットが撮れていないのだが
本日もシャッーターチャンス逃し駄目だった。
奥さんが出勤前に英語で話しかけて来た。
ネコや家を撮るのは構わないが敷地内には入らないでくれ。
おおよそそんな意味だったと思う。
この家は他の家と比べて塀が低い。それは庭にバーべーキュー用の釜があるくらいだから景色見ながら食事をするためだろう。
ただその低い塀のためにネコは自由に出入りできるし野良犬たちも堂々と出入りしている。
それでもそんなネコたちの為にこの家の人は毎朝餌を与えている。

10時過ぎに部屋に戻る。
今日は午後から港の撮影をするのでバスの時刻表を確認に。
午後からは13時14時30分19時の三本のみ。港行きのバスの時刻は船の到着に合わせて毎日変わる。今日は船の本数が少ないようだ。13時で行くことにする。
今日の天気、風は穏やかだが雲行きは少し怪しく、暗雲立ちこめる感じ。
いわゆる「拾い」のカットをHC1で何カットか撮影する。

戻ってシャワーを浴びようとしたらお湯がいつまでたっても出てこない。
仕方ないので後にすることにしてビールとタコの缶詰で軽い昼食。
最終日の土曜日がストーム、嵐だとすると撮影できるのは今日と明日の二日。
構成を考えるとあとは港に到着する観光客を撮れば作品としては成立するはずだ。

13時のバスでニューポートへ。
しばらく待っていたらフェリーが到着。かなりの人々が降り立つ。
案内書に大きなサントリーニ島全体の地図の立て看があったので島の説明用に撮影。
15時過ぎに部屋へ戻る。今度は何とかシャワーから熱湯が出た。

その後教会の横のネコたちの場所に。
しばらくしたら小雨が降り出した。折りたたみ傘を広げてしのぐ。
雨は電子機器には大敵だ。大事を取って部屋に戻る。

18時過ぎになり晴れ間が出てきた。
一昨日撮った有名な教会の夕景を再度撮ろうと考える。
お腹が空いてきていて日没後までは持ちそうにない。
ガイドブックに書いてあったTOST CLUBでギロとビール。3.7EUR。
まあまあ美味しかった。
で教会まで向かおうとしたがネコは関係ないし一度撮っているし・・・。
で思い返して再び教会横に行ってネコたちを撮影。
きれいな夕焼けだった。

その後ネットカフェへ。
天気はやはり金曜の夜から嵐になっている。
撮影できるのは明日一杯となりそうだ。
23時就寝。


05/09/23

今日は7時起床。

支度して毎朝通っている民家の前に。
朝食にと昨日買っておいたアップルパイを食べて待つがネコたちは現われない。
実は昨夜のメールチェックで以前BBSに書き込んでくれた人からメールが届いた。
その人達は9/8-12の日程でサントリーニに旅行に来られたのだが
その時に見つけたネコスポットの情報を書いてくれていた。有り難いことだ。

で8時30分発のバスでイアに向かった。
メールに書いてあった場所に行くと・・・・いたいた、タベルナの前に2.3匹何か喰っている。
ネコたちは店の人が与えたのかパンの切れ端を食べていた。
さっそく撮影に。次々とネコたちが現われて来る。
店の玄関には水の入った容器が置かれていた。お店容認のネコたちな訳だ。

ハエを執拗に追っかけ回すトラ柄のネコがいた。
こいつがもう4年ほど前に東京・谷中に居たバンビと命名したトラ柄のネコとそっくりだった。
性格がきつくただ時には極端に人に懐いてくるいい奴だった。
容姿も性格もそっくり・・・自分に似た人間はこの世に二人はいると言われるがネコもまたそうなのかもしれない。ギリシア・サントリーニのネコと東京・谷中のネコ・・・・。

11時30分のバスでフィラに戻る。
昼食はいつ行っても満員なタベルナNicolasへ。安くて美味しいと評判の店らしい。
丁度店前に着いたら「OPEN」の札がかかった。
ビールとサラダ、スブラキを注文。スブラキは今まで食べた中では一番美味しかった。
途中日本人観光客が2組次々と入ってきたには笑った。みんな情報源は「地球の歩き方」なんだろう。ただ「安くて美味い」と解説してあったが決して安くはなかった。他のタベルナと同等の値段であった。
ここのタベルナはメニューが無い。厨房前の黒板にその日の多分お薦めメニューが書いてあるがギリシア語なので読めない。店員のおっさんが英語でいろいろ説明してくれるのでだいだい分かるが値段が分からない。行列が出来るほどの人気店なのでメニューを作る事など容易いことなはずなのに作らない。1年半前も無かった。なので客は値段を比べて選べない。
故意にそうしているのかポリシーなのか?いずれにしても客に対しては不親切だと感じた。

ホテルに帰りがてらHC1で観光スナップ風ショットを撮影。快晴で暑くなってきた。
ほんとに今夜から嵐が来るのだろうか?

部屋に戻ってシャワー浴びる。

午後からはもうひとつメールで教えて貰った街の西側のネコスポットに行くこととする。
工事中の家屋の排水管の中に仔猫二匹を発見。
近づくと配水管の中に隠れてしまった。15分くらい出て来るのを待っていたのだが相当警戒心が強いらしく出て来なかった。親ネコは子育てを放棄したのだろうか?
その横の家屋で仔猫三匹と親ネコの家族が居た。
道路の向かい側の老女が寄ってきてこのネコ4匹とあっちに4匹と家に2匹、私が世話している、と言うような事をギリシア語で話しかけてきた。
それならこいつらは野垂れ死にする事はないだろう。安心した。

夕方になって再び教会横へ。
ネコたちの居る通りの奥がルームレンタルになっているのだがそこの宿泊客がネコに餌を与えていた。今日はネコ缶の高級フードを貰っていた。
まったくこいつら恵まれている・・・。

日没後スーパーで白身魚の缶詰等を買い込みビールの見ながら夕食。
明日はいよいよ最終日だ。
23時就寝。



05/09/24

雷鳴の響きで目が覚める。時計を見ると午前3時半。
雨や風は強くないようだ。トイレに立って再び眠りにつく。

6時過ぎ起床。
空は厚い雲が流れていくが青空も見える。嵐は去ったのだろうか?
昨日のNicolasのブレッドで朝食。
7時半過ぎにデジイチとHC1の軽い装備で出かける。
が途中北の空を見上げたら雷雲がこちらに近づいてきている。
遠く雷光が落ちるのも見えた。途中で天気は荒れると見込んで引き返す。

10時過ぎになったら晴れてきたので三脚無しで外へ。
教会横と民家のネコたちを主にデジイチで撮影。
一旦部屋に戻ってHC1を持って考古学博物館へ。
入場料は3EURだと思ったので入り口で財布を出すと「No,pay」
なんか記念日らしく無料で入れた。
サントリーニ島の火山爆発前の地図とかあったら撮影しようと思ったが
遺跡の発掘品のみの展示でまったくなし。
もうちょっと「見せ方」を工夫してもいいだろうに・・・。

昼食用に幹線道路沿いの店でギロピタを。
以前訪れたときはこの店にも何度が通った。が前とは経営者が変わったようで店も拡張されていた。ポークギロ1.70EURだったが愛想を悪いオヤジだった。。

部屋の前のテラスでビールと共に食す。
「のー、おにおん」と頼んだのに入っていた。肉の味は及第点だと思うがピタと呼ばれるロールで包む生地が湿っぽく美味しくない。マア65点ってところか・・・。

その後シャワーを浴び終わって部屋のドアを開けると掃除のおばちゃんが部屋を掃除していた。こちらを確認すると「のー・ぷろぐれむ」を繰り返しながら素っ裸のこちらに新しいタオルを手渡して部屋を出て行った。。
普通、客がシャワー浴びていたら掃除は後にするだろうに・・・。
いつも挨拶してくれて親切なおばさんだから悪気がないのは分かっている。
こういうところがギリシア人なんだと納得した。

16時からふる装備で最後の撮影へ。
教会横から民家へ。それぞれ良いカットが撮れる。
夕景はまた教会横へ。
ネコたちは日陰に寝そべっていた。三匹の仔猫達はそれぞれ遊んでいる。
ここは一昨年の2月に初めてサントリーニ島に訪れた時に出会ったネコとの思い出の場所である。今回1年7ヶ月振りに再会して当時一番懐いたネコは子供を産んでいた。
次回もし来ることがあるなら今度はこの仔猫達の世代になっているのだろう。
日没を撮影しながらネコたちの喉をさすってゴロゴロ言わせていたら不意に落涙した。
元気で生きろよ・・・。

ホテルに戻って支払いを済ます。
9nightで360EUR。やっ、安い。1日40EUR、5400円である。
6時にタクシーを予約する。

最後の晩餐は前回サントリーニに来たとき一番美味しかったタコのグリルを食べる事にする。
二日目に行ったNikosへ。
シーズンサラダが3EUR。ハウスワインが1.5EUR。グリル・オクトパスが12EUR。
満足した。この店はサントリーニ一のお薦めタベルナだ。明朗会計がよい。

部屋に戻ってスーツケースの身支度。
23時30分就寝。



05/09/25-26

午前5時に起床。
スーツケースに最後の詰め込みをしてアップルパイで朝食。
6時に予約しておいたタクシーが来るがすでに助手席にオバサンが乗っている。
以前サントリーニに来た時の帰国も早朝だったが、その時も途中で運転手と知り合いらしい女を乗せて途中で降ろした。結局このオバサンは空港まで乗って一緒に降りた。勿論料金は支払わなかった・・・。

7時25分定刻でエイジアン航空の便は離陸。約45分後にアテネ到着。
13時30分発のLHでミュンヘンへ。乗り継ぎ時間が45分なので搭乗ゲートに着いてトイレから出たら手続き始まって機内へ。
ミュンヘン乗換で待ち時間が無いこのルートはとても気持ちよい。ただ天候とかで遅れたりするとoutだが・・・。
ミュンヘンから成田は11時間のフライト。LHはドイツの会社なので無骨だが信頼できる会社だと思うのだが今回の機長は操縦が下手だった。
成田着陸は午前10時。天候晴れで視界良好のはずだが高度の落とし方が階段状にガクッガクッと降りて来て、後輪が滑走路に一度軽く着地しバウンドしてまた浮かび上がった後にドスンと着地した。隣の席の女子はその時ギャー!!!と叫んでいた。

バスに乗り込むため機外に出た。
日本は日差しが温かかったが風は秋の風だった。

成田EXで東京へ戻って荷物整理して午後2時過ぎに昼食へ。
カツ丼・カレー・ラーメンといろいろ喰いたかったが松屋の牛めしセットにした。


3週間振りに飲んだ油揚げとワカメの味噌汁は最高に美味しかった。
紅ショウガをこれでもかと言うほど丼に乗せて食らいついた。
甘辛いその味は日本の味覚だった。
牛めしと味噌汁・サラダ・玉子が付いて490円。ユーロ換算だと3.6EUR。
これだけ栄養バランスの良い食事がこの安い値段で食える日本は幸せだとつくづく思った。

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結局現地での3週間分経費の内訳は・・・

食費 43065円(スーパー・酒代含む)
宿泊費 114480円
国内交通費 27270円(タクシーバス船舶)
雑費 12015円

合計 196830円

航空代金が242000円なので総計は438830円となった。

撮影したテープは60分テープで46本だった。


エーゲ海のネコたち



イドラ島 ミコノス島 サントリーニ島
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