網走番外地 荒野の対決 ★★★★ 1966年(昭41)4月23日公開/東映東京/89分/ 総天然色/シネマスコープ |
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企画 | 植木照男 | 脚本 | 石井輝男 | 監督 | 石井輝男 | ||
撮影 | 稲田喜一 | 音楽 | 八木正生 | 美術 | 藤田傅 | ||
出演-高倉健・杉浦直樹・田崎潤・由利徹・河津清三郎・嵐寛寿郎・大原麗子・待田京介・田中邦衛・谷隼人・山本麟一・小林稔侍 | |||||||
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「網走番外地」シリーズ第5作。 年度別日本映画の国内興行成績9位。 前作「望郷篇」から4ヶ月後の公開。 高倉健主演作としては前作「日本侠客伝 血斗神田祭り」以来約3ヶ月ぶり。 今回も舞台は網走刑務所から始まる。 嵐寛寿郎と由利徹、待田京介、田中邦衛の同房仲間と看守の山本麟一との糞尿合戦のあと、道内の牧場が舞台となる。 西部劇の黄金パターンを模倣した構成で、実際の子馬や馬達をそのままリアルに殺している。 当時は動物愛護の精神も殆ど無かった社会状況だっただろうから仕方ないが、とても痛々しい。 大原麗子も前作についでの出演だが惚れた腫れたはなし。馬に乗れる女優が設定上必要だったのだろう。 ラストは丘の上に、馬上の4人、健さん・嵐寛・待田・谷が勢揃い。悪役の河津清三郎を殺しに駆け下りていく。 そのままお決まりの大乱闘になるかと思いきや、杉浦直樹が登場、個人的な恨みでの河津殺しを貫徹しようとする。 少しひねったラストではあったが面白く見れた。 健さんは北海道の大地に根付いた逞しさが感じられカッコいい。 このシリーズでは任侠映画とは違う一面、ぶっきらぼうだが動物好きな面とかが垣間見られ、 ますます観客たちを魅了して行った事だろう。 |
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