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高倉健の映画



網走番外地 南国の対決
 
1966年(昭41)8月13日公開/東映東京/88分/
総天然色/シネマスコープ
 
企画 植木照男 脚本 石井輝男  監督 石井輝男
撮影 稲田喜一 音楽 八木正生  美術 藤田傅
出演-高倉健・吉田輝雄・嵐寛寿郎・大原麗子・田中邦衛・三原葉子・町田政則・谷隼人・千葉真一・河津清三郎・潮健児
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「網走番外地」シリーズ第6作。
年度別日本映画の国内興行成績3位。
前作「荒野の対決」から4ヶ月後の公開。

高倉健主演作としては前作「昭和残侠伝 一匹狼」から2ヶ月後。この時期2ヶ月ごとに高倉健主演映画が作られていた。

今回の舞台は返還5年前の沖縄・琉球王国。
まだアメリカの施政権下にあり、入国するにはパスポートが必要だった時代。
ほとんど現地でのオールロケで撮影されたらしく、返還前の映像としても貴重なのではないだろうか。

今回は悪ガキり子役が生き生きと描かれている。最初のフェリー上での出会いのシーンがまた良い。健さんのその垣間見せた優しさを、悪役の吉田輝雄が目撃していまい、ラスト近くの対決で争いを忌避する原因となっている。

子役を演ずるのは町田政則。健さんとの道行きから、母親との再会、そして父親の死、ラストの別れまで筋一貫している。
石井監督はこの子役を気に入ったらしく、大人になってからも俳優として起用し続けたようだ。
また35年後の2001年公開の高倉健主演作「ホタル」にも出演している。

シリーズ6作目ともなると、もはやキャラが固定化しており、弟分の田中邦衛、オカマの由利徹、正義感溢れる千葉真一・谷隼人と、それぞけの定番キャラを伸び伸び演じていて気持ちいい。また大原麗子もシリーズ3作の連続出演。女優は他にもたくさんいただろうに、石井監督も健さんも大原が気に入ったのだろう。
嵐寛も何の伏線もなく突然現れるご都合主義満載だが、待ってました鬼虎の登場で、観客は各種喝采だっただろう。

偉大なるマンネリの、大衆娯楽映画の黄金パターンが見られる、幸福な時代の映画の一本。





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